5Sとは?
5S(ゴエス)とは、整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃(Seisou)、清潔(Seiketsu)、躾(Shitsuke)のそれぞれの「S」をとったものです。
- 整理
- 整理とは「いるものといらないものをハッキリ分けて、いらないものを捨てる」こと。
- 整頓
- 整頓とは「いるものを使いやすいようにきちんと置き、誰でもわかるように明示する」こと。
- 清掃
- 清掃とは「常に掃除をし、きれいにする」こと。
- 清潔
- 清潔とは「整理・整頓・清掃の3Sを維持する」こと。
- 躾
- 躾とは「決められたことを、いつも正しく守る習慣づけ」。
- なぜ、整理が必要か
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工場や事務所には、知らず知らずのうちに不要なモノが増えていきます。
「必要なものを必要な時に、必要なだけ持つ」ことを心がけ、現在の生産活動・業務活動に不必要なものを排除することで業務効率の向上を図ります。
- なぜ、整頓が必要か
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工場や事務所では「探す」という仕事に大変多くの時間が割かれています。
今の生産活動・業務活動から「探すムダ」、「使いにくいムダ」、「戻しにくいムダ」の一切を排除し、段取りよく仕事をするための環境を整えます。
- なぜ、清掃が必要か
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清掃は、作業の効率や品質、安全面、衛生面からの必要性だけでなく、「スミ」「ウラ」など見えない部分のゴミ・ホコリにも気を配ることで人の心の面での向上を促します。
気持ちよく働くことができる環境づくりを目指します。
- なぜ、清潔が必要か
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「整理」「整頓」「清掃」の3Sは慣習化しないとすぐに元にもどってしまいます。
これら3Sが乱れることを食い止め、「完成された3S」を維持していくこと、「汚れない」仕組みが必要です。現状の異常や問題に「ナゼ?」という疑問をなげかけ真因の追及をして解決していきます。
- なぜ、躾が必要か
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躾とは、自分の「身」を「美しく」すると書きます。決められたことをいつも正しく守る習慣づけをすることが躾です。
「躾ける」ことは「叱る」ことです。社内できちんと「躾」を実行し、製品を造ることや製品を販売することなどあらゆる業務の核として「躾」を位置づけます。